UnityでOpenCVを使用する場合、
AssetStoreで販売されているOpenCV for Unityを使用するか、
自前でC++などでUnityネイティブプラグインを開発するかの2つ方法があります。
OpenCV for Unityは自分は使ったことはありませんが、言及しているブログも多く、
マルチプラットフォームそれぞれ用にネイティブプラグインを作るのが面倒くさかったりする場合は
お金で解決してしまった方が手っ取り早いかもしれません。
さて、今回の内容は、
いやAssetStoreに頼らず自分でネイティブプラグイン作ってみたい!
とか、お金がない!
などといった事情をお持ちの方向けとなってます。
今年の夏くらいから、友人とにわかにUnityでゲーム開発を始めました。
お互い本業もあるので超スローペースでぼちぼちやっています。
そんなUnity初心者が一番最初にぶつかる壁は、
「Unity標準のIDE(MonoDevelop)では日本語入力できない」
ことではないでしょうか。
ちなみに僕らは言語はC#を採用しました。
WindowsならVisualStudioを使えばいいところですが、僕も友人もMacユーザなのでVSは使えません。
調べてみると
・SublimeText
・Xamarin
あたりが有力候補のようです。
で、最初はMonoDevelopの存在はスルーして他のIDEを探していたのですが、
あ、最新のMDにすれば入力できる様になってたりしないかな…と淡い期待を抱いて、
MonoDevelopのサイトから最新バージョン(4.0.13)をインストールしてみました。
するとなぜか「XamarinStudio」ってのをインストールする事になるんですよね。
ちょっとこのへんよくわからないのですが(;´Д`A MonoDevelopはXamarinStudioってのに変わるってこと???
そんな戸惑いは一旦置いておいて、とりあえず、マニュアル通り、
XamarinStudioとMono+GTK#をインストールしました。
XamarinStudioはUIもきれいでなんだか使いやすそうな感じ。
さっそく、Unityの設定から外部エディタにXamarinStudioを指定して使ってみたところ、
日本語入力も出来る!
補完もいい感じ!
で、今のところXamarinStudioで開発しよう、ってことになってます。
ちなみにGameObjectインスタンスとかの補完は一旦XamarinStudioでUnityのプロジェクト(ソリューション?)を開いてやればちゃんと補完される様になります。
まだ、少しさわっただけなので使っていくうちに問題が出てくるかもしれないけど、
その時はまた追記します。
今はやっと日本語コメントを楽に書けるーっていうので満足しています^^
先日お世話になったfuZe powered by Unity。
そこで使用したVJKitがとても面白く、Unity初心者がUnityの基本機能を学ぶにはうってつけだったので、
自分の備忘録も兼ねて、使い方をメモしておきます。
説明が正確でないところもあるかと思いますm(._.)m
不明点はコメントいただくか、Unityの入門書などを参考にしてみてください。
まずUnityをダウンロード。
バージョンは4系でなくてはいけません。
ここからダウンロードできます。
※ユーザ登録とか細かい設定とかあった気がしますが、すみませんそのあたりはメモし忘れました。
でもそんなに難しい事はしなかったはず。。。
次はfuZe VJKitをこちらからダウンロード。
「ZIP」ボタンを押すとダウンロードされると思います。
中にはUnityのプロジェクトパッケージとREADMEが入っているはずです。
READMEには楽曲に関するライセンスが書かれているので、
作った作品をYouTubeなどにアップする際は、こちらをよく読んでください。
無事Unityが起動できたら、メニューの
File>New Projectを選択して適当な名前で新しいプロジェクトを作成します。
いろいろなウィンドウが並んでいて初めてだと意味不明な感じでしょうか…。
簡単に各ウィンドウの説明を書いておきます。
ちなみにここ↓の「2by3」というセレクト項目をいじるとウィンドウのレイアウトを変更できます。
また各ウィンドウはドラッグ&ドロップで好きな位置に持っていく事が出来ます。
僕は2by3というレイアウトを選択後、ProjectウィンドウをHierarchyウィンドウの下に持ってくるレイアウトが好きです。
こんな感じ↓
次はVJKitをこのプロジェクトで使えるようにします。
Unityが起動した状態で、ダウンロードしたVJKitのフォルダに含まれる、
fuZe_VJ_StarterKit_v(バージョン番号).unitypackage
という名前のファイルをダブルクリックします。
するとこんな↓ウィンドウが出てくると思うので、右下のImportボタンをクリックします。
無事にインポートできればProjectウィンドウにVJKitというフォルダが作成されます。
以上で準備は完了です!
VJKitフォルダの中に、
SampleScenesという名前のフォルダがあるのでダブルクリック。
中にはあらかじめUnityの中の凄い人が用意してくださったいくつかのサンプルシーンがあります。
どれでも良いのでダブルクリックしてみましょう。
「シーンを保存しますか?」的なダイアログが出てくるかもしれませんが、
「Don’t Save」でOKです。
するとSceneウィンドウとGameウィンドウに何か表示されたと思います。
ここで画面上の再生ボタンを押してみます。
音楽が鳴って何かオブジェクトが動き出したら、
おめでとう! これであなたも今日からUnityユーザの一員です!笑
Hierarchyウィンドウに表示されているオブジェクトを選択して、
Inspectorウィンドウの数字などをいろいろいじって遊んでみましょう。
「いろいろいじって遊んでみましょう」
と言われたところで全然意味分からないと思うので、
VJKitの構成や特に重要な役目をするオブジェクトについて軽くメモしておきます。
まずVJKitのフォルダ構成です。
次に重要な役目をするオブジェクトです。
まず適当にキューブをおいてみます。
メニューの
GameObject > CreateOther > Cube
を選択。
するとSceneウィンドウにキューブが登場します。
このキューブを選択した状態でInspectorウィンドウをみると、
一番下に
「Add Component」というボタンがありますのでクリック。
VJKit > Modifiers > GameObjectPropertyを選択。
新しく「VJGame Object Modifiers(Script)」という項目が追加されます。
これが、MJManagerと連動してこのオブジェクト(キューブ)の属性を変える役目を果たします。
全部は説明しきれませんが、次の様な設定項目があります。
以上、凄く簡単でしたがfuZe VJKitの使い方でした〜。