vvvvワークショップに参加してきました

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BNN CAMP

BNN新社さま主催のBNN CAMP vol.9 vvvvワークショップに参加してきました。
台風が近づき強い雨が降りしきる中、ずぶ濡れになりながら恵比寿にあるクリエーティブスペースamuへ。
BNN CAMPは他にもQuartz ComposerやopenFrameworksのワークショップもあり、
どれも興味深かったけど他は予定が合わなかったのでvvvvだけ参加。

ワークショップの内容

今回の講師はこちらの書籍の著者でもある伊東さん。

日本(語)でvvvvを学ぶならまずはこれを読め、と言わざるを得ません。

と、ゲスト講師としてyhyさん。
yhyさんは数多くのvvvvのチュートリアル動画をYoutubeにアップしておられます。

現在では50本以上の動画がアップされており、
既にvvvv公式のチュートリアル動画よりも多いため、その点では日本(語)が一歩先を行っちゃってるんだとか。
ぶっちゃけ動画を作るのって結構面倒だと思います。
他の人の為に、そういった労力を割けるっていうのはすごい事です。
伊東さんも、日本においてvvvvのコミュニティがもっと盛んになれば良いと思いこの本を書いたというような事をおっしゃていて、
お二方とも素晴らしいなと。敬服。

さて、ワークショップの内容はというと。
vvvvookをベースに、その内容を駆け足で一通り学ぶという感じでした。
初心者でもとてもわかりやすいものだったと思います。
ちなみにワークショップではvvvvの32bit版を使いました。
64bit版ではうまく動かないノードもあるらしく、普段は32bit版を使った方が良いとの事。
自分はいつも64bit版を使っていましたが、
たまによくわからない現象に遭遇したりしてたのはひょっとして64bit版のせいだろうか…。
今度からは32bit版を使って様子を見てみる事にします。

Prototyping Interfacesなどの参考書籍も用意されていました。
が、これ中身を見せてもらうのを忘れていた。。。しまった。。

Prototyping Interfaces – Interaktives Skizzieren mit vvvv from Prototyping Interfaces on Vimeo.

ノード、パッチ、スプレッドといった、
他のプログラミング言語で言うところの型や文法の様な概念について学んだ後、
ハンズオンで簡単なドローイングが出来るパッチを作りました。
vvvv_ws_20141005_Patch
マウスを動かす速さによって円の大きさを変えて描画でき、
マウスを右クリックするとRendererを初期化するというもの。
vvvv_ws_20141005_Renderer
このパッチのキモはHeadingノードだと思います。
こういうノード(機能というか仕組みというか)があるところがとてもvvvvらしいんじゃないでしょうか。
一見、これ何に使うの? というものが工夫次第ですごく面白い動きをします。

続いて、今回は風邪でこられなかったという中田さんの作品紹介。
http://www.kansaiartbeat.com/kablog/entries.ja/2014/08/nara-system-of-the-east.html
生で観てみたかった。

そしてyhyさんのプレゼン。
プログラマから見たvvvvという内容で、
yhyさんが普段vvvvを使っていて感じたメリットやデメリット、今後のvvvvに期待するものや展望について語って頂きました。
ノードを動的に差し替えるという機構があったら良いという話題があり、それはとても便利そうだと感じました。
現在はXMLを直接書き換えるという方法で出来なくは無いらしいですけど。
後、面白そうだったのは抽象化の話題。
vvvvにおける抽象化とはどういったものか、vvvvの様なパラダイムでそれは出来た方がいいのか出来ないからいいのか、
いろいろ思いを巡らせられる事は多そうです。

そして最後にまた1つハンズオンでパッチを作りました。
Fiducial Markerを使ったARが出来るパッチでした。
Fiducial Markerとは白と黒の点の組み合わせでIDと向きを検出する仕組みだそうです。
こんなマーカー↓
20141006_034809
白と黒の点が重要で、模様自体は何でも良いんだとか。
デザインも自由に出来て検出も早いところが利点だそうです。
FiducialTrackerノードのヘルプパッチを覗けば簡単に試すことができます。

これから

今回のワークショップを受けながらこんな事を思いました。
いつも思っている事も含まれているけど改めて。

vvvvの語彙を増やす

最初のハンズオンで作ったパッチで使われていたHeadingノード。
たぶん、このノードを使わなくても他のノードを組み合わせて同じ様な動きは実装できる。頑張れば。
でもそれをHeadingノードを使えばすごく簡単にできる。
こういう知っているのとでは知らないのとでは雲泥の差がある様なことは出来るだけ無くしておいた方が良い。
あまり使わないノードについて一度ひと通り見てみようかな。

イマジネーションの為のインプット

ツールを使えれば良いものが作れる。
と初心者は考えがちだけど、そんな事は決してないですね。
頭の中ではっきり思い描けないものは作れない。または作っても微妙なものになります。
その為に他の人の作品を観たりする機会は多い方が良い。それをベースに想像できるようになります。

数学、物理など

vvvvは便利です。画像(映像)の加工や音声解析なども簡単に出来てしまいます。
それだけで間に合うこともあるけど、もっと深い知識を持った方が当然表現できる事は増える。
面白い動きってその程度に差はあれど数学や物理が絡んでる事が多い。
自分のやりたい動きを実現するのにその辺りの壁にぶち当たる事が最近多いです。
自分はあまり得意ではないし不勉強なので、この辺りはこつこつ勉強していきたい。

コミュニティへの貢献

と書くとなんだか敷居が高いけれど、出来る事からこつこつと。

以上、とても有意義なワークショップでした。
関係者の皆様、大変ありがとうございました。

3 Comments

  1. 返信
    yhy 2014年10月7日

    とても充実したワークショップでしたね!
    僕も色々と刺激をもらいました。

    >vvvvにおける抽象化とはどういったものか、vvvvの様なパラダイムでそれは出来た方がいいのか出来ないからいいのか、
    これはまさしくその通りで、vvvv のようなパラダイムは魅力的で未知な所が多いので、いかにその良さを消さずに拡張させるかという考えがとても重要ですよね。
    コードで言う数百万行規模の大規模な設計に抽象化はかかせない(と現在の常識では言える)ですが、そもそも大規模なプロジェクトは vvvv では関知しない方がいいのではないか、という考えもあります。
    どのように発展していくか楽しみですね。

    • 返信
      aoi 2014年10月7日

      はい、大変為になるワークショップでした! ありがとうございました!

      vvvvで大規模開発したら、とは考えたこともありませんでした^^;
      大規模なものだと、たとえば映像面はvvvvでロジックは別のツール、と言うような色々組み合わせることになるのでしょうね。
      いろんな事例を見てみたいですね。面白そうです^^

  2. 返信
    yhy 2014年10月12日

    こんにちは。
    私事なんですが11月に行われるイベントで vvvv 使って VJ やりませんかという声をかけてもらいました。
    僕は VJ 初体験なので、vvvv で VJ やっている aoi さんに色々お話聞ければありがたいなーと思っているのですが、もしよかったら連絡いただけませんか?
    メールは yhyhyjp(あっと)gmail.com です。
    唐突で申し訳ないのですが周りに VJ やっている知り合いがいなくて…。色々アドバイスもらえれば嬉しいなーと思っています。

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